スバルXVについて

雑記

早いもので、スバルディーラーから2回目の車検の案内が届きました。

現在はXVからクロストレックに名前も変わりましたが、スバル車はこのXVが初めてで、それまでは7人乗りのワゴン車という理由でホンダストリームに乗っていました。

ストリームは結構気に入っていて、かれこれ11年ほど乗っていました。しかしさすがにこれだけ乗ると、次の車検やエンジンパーツの交換、メンテナンスなどが必要になることも考え、乗り換えることにしました。

これまで、ホンダ、三菱、トヨタ、スズキ、日産の車には乗りましたが、マツダとスバルの車には乗ったことがありませんでした。そこで決めたのは一度は乗ってみたいと考えていたスバルのXVでした。

スバルXVに乗り換えた理由

私がスバルXVを選んだ理由は、アイサイトをはじめとして、欲しい安全装備が当時すべてついて、フルタイムAWDでこの価格とコスパが最高だったことです。

スバル車の中では、フォレスターも候補に挙がりましたが、家族が乗ることも考えて、ちょうど良いサイズ感のXVに決めました。

安全性

一番に考えたのは安全性です。「ぶつからない車」スバルの誇る「アイサイト」技術は、非常に評判も良く、事故を起こさず安全に運転できる車ということが最も重視するポイントでした。

アイサイトは想像以上にすごい

アイサイトの素晴らしさは想像以上で、実際に乗ってみるとその技術には驚きました。

特に高速道路での自動追従機能や、ハンドルアシスト、レーンキープや渋滞時の自動停止・発進機能など、運転のストレスを大幅に軽減してくれます。

10年以上前の車に乗っていた者からすると、別次元の快適さです。

それ以前に乗っていた車にも、オートクルーズ機能が付いているものがありましたが、正直あまり使いませんでした。なぜなら、そのころのオートクルーズはスピードを維持できましたが、それ以外の部分が不安で「まかせられない」という感覚が強かったからです。

しかしこのXVのツーリングアシストであれば、大きなカーブの少ない高速道路であれば、インターを降りるまでほぼハンドルに手を添えているだけで、走行できます。もちろん速度を設定すれば、アクセルも踏まず、緊急ブレーキに備えるのみ。車線もキープしてハンドルもアシストしてくれます。


渋滞時にも現在乗っているバージョンでは停まってから数秒以内であれば、前車が動き出すと自動でスタートします。停車しても発進は指一本で簡単に操作でき、渋滞時の車の操作ストレスから解放されます。

初めて高速道路でアイサイトを使用して走行したときは、本当に衝撃的でした。

この感覚は、まるで自分より運転の上手いドライバーがもう一人乗っていて、代わりに運転してくれているような安心感です。

長時間の運転でも疲労の度合いが全く違い、これなら、長距離ドライブも苦にならない素晴らしい物だと感じました。

AWDの走行性能

私が思うスバルXVのもう一つの魅力は、そのAWD(全輪駆動)性能です。

初めて実感したのは、高速道路のインターチェンジ付近の大きなカーブ。

これまでの車では曲がり切れないような、速度を落としてブレーキを踏んでいそうな場所でも車がスーッと思い通りに曲がってくれたことがありました。

ハンドルの操作性もこれまでの車と比べて良くなりました。

また、スバルといえば雪道での走行ですが、今のところまだ本格的な雪道は走行していません。しかし、スバルの車で雪道を走ってみたいと考える気持ちは、実際に乗ってみて本当によくわかります。

マイナスポイント

しかし、そんなXVにも弱点はあります。

私が思うマイナスポイントは以下の通りです。

車内が暑い

真夏の最高気温が40℃に迫るこの頃、夏の運転では車内が相当熱くなりますフロントウィンドウが大きいせいか、太陽光が入り、エアコンが効くまでは大変です。そのためなのか、ボタン一つでエアコンが最大風量で作動するMAXボタンが付いています。
UVカットはされていると思いますが、遮熱効果は低いと感じます。日差しが強い日に駐車していると、金属部分やハンドルがものすごく熱くなり苦労します。

収納スペースが少ない

グローブボックスは、車検証と分厚いマニュアルが入っています。また、ETC車載器もグローブボックスにセットされているので、空きはそれほどありません。

センタートレイにはUSBソケットとシガーソケットがあり、後付けしたドライブレコーダーの電源をシガーソケットから取っているので、コードが出ていますし、シフトノブがすぐ後ろに来ますので、スマホ1個を置く程度というところで使い勝手は今ひとつ。

ひじ掛けスペースはありますが、蓋を開けて取り出すのが面倒で、上皿にティッシュを入れています(箱なし)。XVには事実上ティッシュを置ける場所はここしかありません。それでも、ボックスティッシュは入りません。

私の車はコインポケットには、アクセサリーライナーのスイッチがセットされており小物入れとしては使えません。

各ドアにドリンクホルダーと浅いスペースはありますが、ドア部分にはドリンク1本以外はほとんど何も置けないと思います。

シートの後ろのポケットもなぜか助手席の後ろのみ。

また、スマホをシートとひじ掛けの隙間に落とした時は、スマホがギリギリ入るスペースしかないので取るのに苦労します。

燃費

これはスバル車全般に以前から言われていることで、それを承知で決めましたが、スバルのe-BOXERはマイルドハイブリッドということで、街中の走行ではお世辞にも燃費が良いとは言えません。

プリウスに乗っている知り合いは、「ガソリンを入れるのを忘れる」と言っていますが、XVは短距離の移動が多いと特に、かなりの速さでガソリンが減っていきます。

この点に関しては先日スバルのエンジン技術に、トヨタのハイブリッド技術が搭載されるという発表がありました。

この技術がうまく融合できれば、燃費が大きく改善される可能性があるため、今後の展開に期待したいところです。

リアシートのリクライニングができない(追記)

追加で・・・。先日久しぶりにドライブに出かけたとき、後部座席に長時間座る機会がありました。その時感じたのが、リアシートのリクライニング機能。XVにはこの機能がありません。運転席と助手席に座る場合は問題ないのですが、リアシートに長時間座るには、数段階でもいいのでリクライニング機能が欲しいところ。長時間座っているのはちょっと辛かったです。

まとめ

色々不満点も書きましたが、スバルXVはデザイン、性能、安全性のバランスが取れた素晴らしい車であることは間違いありません。

安全面では上記に加えて、

  • プリクラッシュブレーキ
  • 後退時ブレーキアシスト
  • AT誤発進抑制制御
  • 車線逸脱抑制
  • 後側方警戒支援システム
  • サイドビューモニター
  • アダプティブドライビングビーム
  • リヤフォグランプ
  • リバース連動ドアミラー
  • X-MODE

などなど、安全装備てんこ盛り。この装備の車を当時約280万円で買えたとは、本当にお買い得だったと思います。

アイサイトの優れた機能やAWDの走行性能は、特に長距離ドライブや悪路での走行において大きな安心感を提供してくれます。一方で、マイナスポイントもありますが、それを補って余りある魅力がこの車にはあります。

これからも当分このスバルXVと共に、楽しいカーライフを送っていきたいと思います。

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